MENU
サイト管理者
税理士事務所勤務歴:10年
税理士依頼歴:15年
「事務所の中の人」と「依頼側」として、両方の税理士さんとのお付き合いを通じて経験した「失敗しない税理士選び」を発信中!

【税理士の探し方がわからない人必見!】検索で出てこない税理士も探せる7つの方法

当ページのリンクには広告が含まれています。
【税理士の探し方がわからない人必見!】検索で出てこない税理士も探せる7つの方法
 悩んでいる人

税理士を探していますが、ネット検索してもあまり出てきません。
どうやって探せばいいですか?

本記事では、

  • 税理士の探し方がわからない
  • 何から手を付けていいかわからない

人向けに、すぐに探せる方法を解説します。

税理士探しが初めての人は、マッチングから交渉、問い合わせや契約まで、すべて代行してもらえる紹介エージェントがおすすめ。

もちろん、自分で探す方法もくわしく解説しています。
気になった方法から、まずは探してみましょう!

私は、

  • 数人規模から100人規模の税理士事務所まで、数社で税理士の元で勤務
  • 実家や自分の事業で、数人の税理士に依頼経験あり

と、「税理士事務所側」と「依頼側」の2つの側面を経験してきました。

ネットに溢れている情報には、どちらか一方の経験値でしか書かれていないものも多いです。

と、いうことで、本記事では、少しでも良い税理士と出会えるよう、税理士事務所側とお客さま(依頼者)側の両方の「生の声」を詳しくお届けしています。

読みたい項目をタップするとジャンプします。

この記事を書いた人


です

基本ポーズ

AFP
2級FP技能士

  • 税理士事務所勤務歴:10年
  • 税理士依頼歴:15年

「中の人」と「依頼側」
両立場で得た税理士とのお付き合いを元に「失敗しない税理士選び」を発信中

この記事を書いた人(凛)当サイト管理人

AFP
2級FP技能士

  • 税理士事務所勤務歴:10年
  • 税理士依頼歴:15年

「中の人」と「依頼側」
両立場での税理士とのお付き合いを元に「失敗しない税理士選び」を発信中

タップできる目次

税理士の探し方厳選7選

税理士の探し方厳選7選

それでは早速、税理士の探し方をご紹介したいと思います。

それぞれの探し方のメリット・デメリットなども合わせて見ていきましょう。

税理士の探し方①|
(近所の税理士を)自分で探す

自宅や勤務先近くの税理士(税理士事務所)に飛び込みで来所したり、電話帳で探す方法です。

私が税理士事務所勤務時にも何度か飛び込みでお客様がいらした経験があります。

「近所で職員の方を見かけてお願いしたくなった」などと言われた時には、とてもうれしかった思い出があります。

メリット
  • 近所の評判を聞ける
  • 近所の税理士事務所なので何かあればすぐに会える(資料の受け渡しが簡単)
  • 近所なので、親身になってくれる可能性が高い
  • 見込み客を紹介をしてくれる可能性もある
  • お客さまが直接来てくれたので、頑張りたくなる
アシスタント

ご近所さんなら悪い噂が立たないよう、より頑張りたくなりますね。

また、相続などで土地建物がある場合は、(優秀な税理士であれば)現状をよく見て申告するので、近い方が何かと都合がいいという一面もあります。

一方、「近所」だからこそのデメリットも多いです。

デメリット
  • 税理士探しに時間と労力がかかる
  • 税理士を吟味できない(業界に強い税理士でない場合もある)
  • 税理士を変えたくても言い出しにくい
  • 近所で経営状況などのうわさが出ると疑心暗鬼になる

自分で探すとなると、「時間」と「労力」がかなりかかります。

「飛び込み」も勇気がいります。

勇気を振り絞って事務所に訪れても、税理士と面談した結果、相性が良くなかったり、お願いしたい「税目」や「業界」にうとそうで「この人は違うな」と思うことも・・・。

アシスタント

断りたくても、近所だからこそ断りづらくなりますね・・・。

さらに、近所で自分の事業のことで何か噂になると、どうしてもちょっと税理士に対して疑心暗鬼になります。

もちろん、税理士には秘守義務があるので、ご近所に情報を漏らすことはありませんが、疑い始めてしまうと税理士への信頼が薄れることにもなりかねません。

ご近所の税理士さんに頼むのはその辺、ちょっと敷居が高いく感じることもあるでしょう。

税理士の探し方②|
インターネットで探す

今はやりのインターネットで探す方法もあります。

若い方に多い傾向です。

メリット
  • 空いた(好きな)時間に探せる
  • 税理士情報がネットですぐ見れる
  • 情報が豊富

ネットで探す方法は、片手間でたくさんの税理士さんの情報を手に入れることができます。

一方で、下記のようなデメリットも多いです。

デメリット
  • 自分で1つ1つ検索しなくてはならない
  • 情報量が多くてネットサーフィンで終わる可能性がある
  • 税理士選びに精通していないと「宣伝文句」に躍らせれてしまう
  • そもそもインターネットを活用している税理士事務所が少ない

税理士事務所でも今ではインターネットでHPを持っているところが増えました。

とは言え、全体の割合にするとかなり少ないです。

特に年齢が高い税理士さんはHPをほとんど持っていません。

また、HPはあれど、ほとんど更新されていない状態で放置されている場合が非常に多いです。

税理士の実力はHPがあるかないかではわかりません。

HPの有無は、税理士の優劣ではなく、HPを「集客」する手段として考えているかどうかの差でしかありません。

つまり、インターネットで探す方法は、膨大な情報から取捨選択する経験と知識が必要の割に、本当に必要な税理士の情報が網羅されないというデメリットが存在しています。

税理士の探し方③|
知合いに紹介してもらう

実は知り合いに紹介してもらうのが一番のおすすめな方法です。

「知り合い」と言ってもいろいろな知り合いがありますね。

例えば、同業者や親族、友人や取引先など。

知り合いに紹介してもらう方法は、

メリット
  • 知り合いの紹介なので、顧問料や決算料をおまけしてくれる可能性がある
  • 知り合いの紹介なので、より真剣に対応してくれる
  • 相性が合う場合が多い

などの、メリットが多く存在しています。

一方で、紹介だからこそのデメリットも多く存在し、これらのデメリットを十分に理解した上で選択する必要があります。

デメリット
  • 紹介してくれる税理士が必ずしも自分の業種に詳しいとは限らない
  • 断りづらい
  • 文句を言いづらい(ミスを指摘しづらい)

知り合いに紹介してもらった税理士に対する対応は、紹介者やその紹介者との関係にも影響を与える可能性が高くなります。

特に取引先などの利害関係者からの紹介は、より神経を使います。

アシスタント

知り合いからの紹介は、一度会うと紹介者のメンツもどうしても考えてしまい、断りづらくなるので慎重に行いましょう。

ただ、税理士事務所側としては、断られても、実はそんなに気にしていませんよ。

(何回も続くと流石にちょっと「?」っとなりますが・・・)

また、税理士側でも、知り合い(特に顧問先)から紹介があると断りづらいこともあります。

ですから、くれぐれも、ご自分のお願いすることが、その税理士にとって得意分野かどうかくらいは、面談する前に必ず確認してください。

税理士の探し方④|
【初めて税理士を探す方には一番おすすめ】税理士紹介会社で探す

「自分で探す」・「インターネットで探す」・「知り合いに紹介してもらう」税理士の選び方のデメリットをすべて解決した税理士探しが、この「紹介会社で探す」方法です。

メリット
  • 無料で探せる
  • 簡単に見積もりが取れる
  • 税理士紹介会社が探してくれるので時短になる
  • 経験豊富なコンサルタントが探してくれるので、「税理士選びのポイント」を網羅してくれる
  • ニッチな業種にも対応できる税理士も探してくれる
  • 税理士選びで不安なことやわからないことを質問できる
  • 顧問料の交渉などもしてくれる
  • コンサルタントが断ってくれるので嫌な思いをしなくていい

このようにメリットが非常に多いです。

特に、税理士探しが初めての方は、プロのコンサルタントが税理士探しに必要なポイントをすべて網羅して探してくれるのでおすすめです。

また、ニッチな業種や変わった商取引の習慣がある業種、さらには専門用語が多い業界の方は、それぞれに精通した税理士を探すのに一苦労します。

ですが、税理士紹介会社ではヒアリングにより、お客様の業界やニーズを把握し、税理士を探してくれるので、かなりの手間が省けます。

アシスタント

その分、事業に専念できますね。

ただし、

デメリット
  • 紹介会社自体が大丈夫か不安
  • どんな税理士を紹介してくれるか不安
  • そもそも税理士紹介会社に登録している税理士が不安

と、デメリットもあります。

「税理士紹介会社」はあまり馴染みがない人が多いと思いますが、仕組みは簡単です。

「税理士紹介会社」の仕組み

税理士紹介会社は、税理士を探している人と税理士をマッチングしてくれる会社です。

紹介料は無料で希望の税理士を探してくれます。

紹介された税理士さんとは面談で、相性や依頼したい仕事を確認。

顧問料や条件の交渉は税理士紹介会社さんにお願いしてもOKです。

マッチングが合えば、そのまま契約。

合わなければ、再度、探してもらえます。

税理士側は、お客様と契約が取れれば税理士紹介会社に紹介料を払う仕組みになっています。

そのため、税理士を探す人は「無料」でサービスを利用できます。

悩んでいる人

でも結局「紹介料」を上乗せされて顧問料が高くなるんじゃない?

ここまで読んで、そう思う方も多いと思いますので、ちょっとネタ晴らしを・・・。

税理士紹介会社を通して集客していない税理士事務所も、ネットや広告で集客しています。

HP制作料やメンテナンス料・保守料などでかなりの出費をしているところも・・・。

HPを外注したことがある方ならご存じだとは思いますが、結構な費用がかかります。

費用はピンキリですが、20万円から100万円位でしょうか。

そう考えると、顧問先や知り合いの紹介で成り立っている税理士事務所以外は、「紹介料」や「広告費」などの経費をかけていることになりますね。

「紹介料を払う」か「広告料を払うか」の差があるだけで、手数料としては同じです。

税理士紹介会社で税理士を探したら「コスト削減ができた」との口コミも多いですよ。

このことから、顧問料の上乗せ分はあまり気にする必要はないでしょう。

 悩んでいる人

税理士紹介会社に登録している税理士って、仕事がない人じゃないの?
ちょっと不安なんだけど・・・。

その不安もこれから解消していきますね。

税理士紹介会社に登録している税理士さんは、確かに仕事が少ない人が多いと思います。

ただ、

仕事が少ない = 仕事ができない

ではありません。

例えば、相続を中心に活動されている税理士さんは、どんな人気者でも、1人の顧客から毎月(毎年)依頼はありません。

また、独立したての税理士さんも最初は集客から入ります。

そして、税務は職人技だけど、営業力がない税理士もいます。

税理士さんと言えどもオールマイティーではありません。

企業で言うと、「営業部門」をこの「税理士紹介会社」に委託しているいう感じですね。

税理士紹介会社に登録している税理士さんは、お金を払って税理士紹介会社からお客を紹介してもらっています。

その為、元を取るため、顧問先とは長期的なお付き合いを望んでいます。

長期的なお付き合いを望んでいる以上、お客様に満足してもらえるよう、必然的に一生懸命に仕事をしてくれることになります。

税理士紹介は、紹介してもらえる側からすれば、「一生懸命に働いてくれる税理士さんを無料で探せる」すばらしいシステム。

税理士の探し方⑤|
無料相談に行く

実は、市区町村や、商工会議所、税理士会などの団体で、「無料相談会」がよく開かれています。

そういったところで相談すると、引き続きお願いできる場合がありますのでおすすめです。

ただ、市区町村の無料相談は、「その場限りの相談」ということも多いので、必ず確認して下さいね。

税理士の探し方⑥|
セミナーに参加する

大きめの税理士事務所では、確定申告の時期や法人決算が多くなる時期、または税理士事務所の閑散期に「税務セミナー」を開く事務所もあります。

セミナーに参加することにより、税理士にいろいろと相談し、お願いしたい税理士がいればお願いすることもできます。

メリット
  • 税理士や事務所内の雰囲気を肌身で感じることができる
  • 税理士の仕事(申告や節税など)の姿勢や考え方がわかる

私もセミナーを毎月行っている税理士事務所経験がありますが、準備が結構大変でした。

その分、セミナーは有益な情報を聞くことができます。

税理士の人となりもよく見ることができ、参加者にとってはとても有益だと思います。

デメリット
  • 参加するにも交通費や時間がかかる
  • 参加すると断りづらい
  • 次回からDM(メールなど)がくる可能性がある

1つのセミナーで1時間~2時間はかかります。

往復分を含めると半日費やすことになるので、何人もの税理士のセミナーに通うのは難しいと思われます。

税理士の探し方⑦|
異業種交流会に参加する

異業種交流会に参加すると、税理士さんも参加していることがあります。

異業種交流会は、単純に「異業種の人との交流を持ちたい」という人よりは、「ビジネスチャンスを掴みたい」人が多く参加しています。

そこで税理士さんと出会うのも1つの手ですが、たとえ、意気投合しても、必ず、別日にお会いして慎重に判断しましょう。

税理士を探す前に確認しておくべきことは?|税理士選びのポイントも解説

税理士を探す前に確認しておくべきことは?

税理士を探す前に、まずは、どんな税理士さんにお願いしたかリストアップしましょう。

例えば、

  • 〇〇税に詳しい人
  • 節税対策をしてくれる人
  • 入力までやってくれる人
  • 話しやすい人
  • 予算
  • 男性か女性か

など、自分がこだわりたいことをメモしておき、できれば優先順位まで付けておきましょう。

実は税理士にも得手不得手があります。

例えば、法人の申告は、右に出る者がいない敏腕税理士も、相続税をあまり経験していないケース。

その逆で、相続税には精通しているが、法人の申告はあまりやったことがないケース。

その為、依頼したい「税目」が何なのかキチンと把握して、その税目に精通した税理士を選ぶようにしましょう。

特に、相続案件は、税理士によっては不得意とされている方が多いです。

理由は、「案件が少ないので経験が積めない」からです。

相続税には、税務の他にも、土地の評価など、直接税務に関係ない知識も必要となるため、どうしても経験値がものをいいます。

また、相続税を中心にお仕事されている税理士の中には、「法人税?もう忘れちゃったなぁ」という方も実はいます。

税理士選びのポイントは、税理士の得意分野をきちんと見分けることです。

希望にあった税理士像が具体的になったら、さらに下記ポイントを意識しましょう。

税理士を選ぶポイント
  1. 依頼税目の知識と経験は十分か(専門性)
  2. 業界を理解しているか
  3. 相性がいいか
  4. 説明がわかりやすいか
  5. レスポンスが早いか
  6. 具体的な提案はしてくれるか
  7. 報酬体系は明瞭か

これらを意識して税理士を選ぶと良いでしょう。

税理士の探し方まとめ|税理士を探す方法は意外に多いのでいくつか併用して探すのがコツ

税理士の探し方は以下のとおりでした。

税理士探し初心者の人は、4番の「税理士紹介会社」で探すのがおすすめです。

税理士探しは、事前の準備も重要です。

まず、自分が依頼したいことをきちんとリストアップしましょう。

いざ、税理士さん選びがはじまったら、下記ポイントを意識してみて下さい。

税理士を選ぶポイント
  1. 依頼税目の知識と経験は十分か(専門性)
  2. 業界を理解しているか
  3. 相性がいいか
  4. 説明がわかりやすいか
  5. レスポンスが早いか
  6. 具体的な提案はしてくれるか
  7. 報酬体系は明瞭か
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次