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良い税理士と悪い税理士の見分け方|1回の面談でチェックすべきポイントは?

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良い税理士と悪い税理士の見分け方|1回の面談でチェックすべきポイントは?

税理士選びは、事業の成功を左右する重要なポイントの1つです。

適切な税理士を選べば、節税対策や経営のサポートを受けられますが、誤った税理士を選んでしまうと、不要なトラブルやコスト増大の原因になります。

本記事では、初回の面談時に確認すべきポイントを詳しく解説し、良い税理士と悪い税理士を見極めるための判断基準を紹介します。

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2級FP技能士

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この記事を書いた人(凛)当サイト管理人

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良い税理士の特徴を初回面談で見極めるポイントは?

良い税理士の特徴を初回面談で見極めるポイント

良い税理士を見極めるためには、初回の面談でいくつかのポイントをチェックすることが重要です。

税理士は経営者のパートナーとして長期間付き合うことになるため、最初の面談でしっかりと適性を見極めることが求められます。

以下の基準を参考にして、信頼できる税理士かどうかを判断しましょう。

質問に対する回答が具体的でわかりやすい

優れた税理士は、税務や経営に関する質問に対して、専門用語を多用せずにわかりやすい言葉で説明してくれます。

税務の知識がない経営者に対しても、理解できるように具体例を交えながら説明できるかどうかは重要なポイントです。

また、質問に対して的確な回答を返し、問題の本質を理解した上で最適な解決策を提案できる税理士であれば、信頼することができます。

一方で、質問に対して抽象的な答えが多く、明確な根拠を示さない税理士は、知識が不足している可能性があるため注意が必要です。

面談の際には、具体的な質問を用意しておき、回答の質を確認することをおすすめします。

中には、「難しいことはこっち(税理士)がやるからいいよ。説明がめんどくさい。」なんて税理士もいますが、こういう税理士は良い税理士とは言えないでしょう。

最新の税制や法改正についての知識が豊富

税法は頻繁に改正されるため、税理士には常に最新の知識を持ち、それを的確にクライアントに伝える能力が求められます。

特に法人税や所得税の制度は毎年のように変更があり、これらの変化に対応できない税理士は、誤ったアドバイスをしてしまう可能性があります。

そのため、税制改正の内容を積極的に説明し、事業にどのような影響があるのかを具体的に解説できる税理士を選ぶことが重要です。

面談の際には、最近の税制改正について質問し、どのような対応策を提案してくれるかを確認することで、税理士の知識の幅や対応力を判断することができます。

最新の情報をキャッチし、それを適切に活用できる税理士であれば、事業の発展にも大きく貢献してくれるでしょう。

税務以外の経営相談にも柔軟に対応できる

信頼できる税理士は、単に税務申告を行うだけではなく、経営全般に関する相談にも応じることができます。

例えば、節税対策にとどまらず、資金調達のアドバイスや、補助金・助成金の活用方法についても知識を持っている税理士は、経営の強い味方となるでしょう。

また、事業計画の策定や、経営上のリスク管理についても意見を求めることができる税理士であれば、より安心して長期的に付き合うことができます。

ただし、補助金や事業計画の策定までお願いできる税理士はごくわずかです。

もし、そこまでお願いしたのであれば、面談時に必ず、税務以外の相談にも対応できるかどうかを確認し、幅広い視点から経営をサポートしてくれるかを見極めることが大切です。

悪い税理士の特徴と避けるべきポイント

悪い税理士の特徴と避けるべきポイント

悪い税理士を選んでしまうと、税務リスクや不要なコストが発生する可能性があります。

また、ストレスを感じてしまうことも・・・。

以下に挙げる特徴を持つ税理士には注意し、慎重に選ぶようにしましょう。

説明が曖昧で根拠がない

悪い税理士の最大の特徴は、質問に対する説明が曖昧で根拠が不明瞭なことです。

適切な税理士であれば、税法や財務に関する疑問に対して明確な根拠を示し、具体的な事例を交えて説明してくれます。

しかし、知識不足や経験不足の税理士は、はっきりとした根拠を提示せず、漠然とした回答をする傾向があります。

そのような税理士に依頼すると、間違った申告や税務リスクが生じる可能性が高くなるため注意が必要です。

専門用語でまくしたてる税理士も良い税理士とは言えないでしょう。

高圧的な態度

税理士はクライアントと信頼関係を築きながら業務を進めるべきですが、悪い税理士の中には、高圧的な態度を取る人もいます。

相談しても親身に対応せず、上から目線で話を進めるような税理士は避けるべきでしょう。

対応が遅い

また、連絡が遅く、対応が遅れがちな税理士も問題です。

税務処理には期限があるため、遅延が発生すると経営者にとって大きな負担となります。

迅速かつ丁寧に対応してくれる税理士を選ぶことが重要です。

特に、こちらの質問に対して、「忙しい」などの理由でなかなか回答しない税理士も良い税理士とは言えません。

報酬体系が不透明

税理士への依頼は、「伝票入力するか」「年末調整は?」「毎月報告するか」など、多様にカスタマイズできるため、お願いすることにより報酬額が変わります。

悪い税理士の中には、料金体系を曖昧にします。

契約前に具体的な料金体系を確認し、どの業務にどれだけの費用がかかるのかを明確にしてくれる税理士を選ぶことが大切です。

税理士の資格や実績を確認する方法

税理士の資格や実績を確認する方法

税理士の信頼性を確認するためには、資格や実績をチェックすることも重要です。

適切な税理士を選ぶことで、正確な税務処理が行われ、経営の安定にもつながります。

以下の方法で、信頼できる税理士かどうかをしっかりと見極めましょう。

クライアントの業種を確認する

税理士がどのようなクライアントを担当してきたのかを知ることで、その税理士の経験や専門分野を把握することができます。

特に、自分の業種に詳しい税理士であれば、より適切なサポートを受けることが可能でしょう。

例えば、製造業や小売業、IT業界など、それぞれの業種に特有の税務処理があるため、業種ごとの経験が豊富な税理士を選ぶことが望ましいでしょう。

面談の際には、過去のクライアントについて質問し、自社の業種に合った対応が可能かを確認することが大切です。

得意分野を確認する

税理士にも得意分野があります。

例えば、「法人や個人の確定申告業務は強いが、相続税の経験があまりない」税理士は多くいます。

税理士は、すべての税法を勉強しているわけでなく、中には、(数少ないですが)消費税を受験していない税理士もいます。

受験していないからできないわけではないですが、どちらかと言えば受験している税理士の方が消費税をより詳しく理解しています。

一般的な企業であれば特に問題ないですが、消費税(輸出や輸入)に関する業種であれば、消費税に強い税理士がおすすめです。

税理士事務所内でも、税理士たちが意見を聞きあっていることも多くあります。
やはり科目合格している税法はその税理士の強みになります。

口コミや評判をチェックする

税理士の評判を確認するためには、インターネットの口コミサイトや知人からの紹介を活用するのが有効です。

特に、実際にその税理士を利用したクライアントの意見を参考にすることで、対応の良し悪しや信頼性を確認することができるでしょう。

とは言え、税理士事務所の口コミはなかなかありません。

信頼のおける税理士を手っ取り早く探すには、税理士を探してくれるエージェントを利用するのも手です。

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自分に合った税理士を選ぶためのポイント

自分に合った税理士を選ぶためのポイント

税理士を選ぶ際には、自分のビジネスや状況に合った人を見つけることが大切です。

以下のポイントを意識しながら、自分にとって最適な税理士を見つけましょう。

自分の業種や節税スタイルに合っているか

税務処理の内容は業種ごとに異なるため、特定の業種に精通した税理士を選ぶことで、より適切なアドバイスを受けることができます。

また、節税への考え方が合った税理士を選ぶことも重要です。

実は、税理士により節税意識がかなり違います。

税務署寄り(最低限の節税のみ)の税理士もいれば、税務署と徹底的に戦う税理士もいます。

税法も法律の為、解釈によるグレーゾンがあります。

そのグレーゾンをいかに攻めて、顧客の節税に貢献するかが良い税理士とも言えますが、一方で、税務調査を恐れて、安全なゾーンで節税する税理士も多くいます。

例えば、脱税に近い節税をしたい経営者であれば、グレーゾーンを攻めてくれる税理士でなければ不満が溜まるでしょう。

もちろん、どんなにグレーゾーンを攻める税理士でも脱税ギリギリは攻めません。

自社の方針に適した税理士を見極めることで、スムーズなコミュニケーションと適切なサポートを受けることが可能になります。

長期的に付き合える信頼関係が築けるか

税理士は一時的に利用するものではなく、長期間にわたって会社の財務を支えるパートナーとなります。

そのため、単に税務処理を行うだけでなく、信頼関係を築けるかどうかが重要なポイントになります。

初回面談では、税理士の対応や話し方、人柄を確認し、自分の考えや疑問に対して誠実に対応してくれるかを見極めることが大切です。

また、契約を結ぶ前に、過去のクライアントとの関係性や長期間にわたるサポート実績についても質問すると良いでしょう。

フィーリングが合い、話しやすいか

税理士とは定期的にコミュニケーションを取る必要があるため、相性の良さも重要な要素です。

実はこのフィーリングが意外に重要です。

税務に関する相談がしやすく、話しやすいと感じる税理士であれば、スムーズに業務を進めることができます。

逆に、相談しにくい雰囲気を持つ税理士とは、円滑な関係を築くのが難しくなり、業務も滞るだけでなく、ストレスも感じます。

初回面談では、税理士の話し方や態度を確認し、自分がリラックスして話せるかどうかを意識すると良いでしょう。

気軽に相談できる税理士を選ぶことで、日常的な税務処理だけでなく、経営上の悩みについても安心して相談できる環境を整えることができます。

良い税理士と悪い税理士の見分け方まとめ

良い税理士と悪い税理士を見分けるためには、初回面談の段階でしっかりとチェックすることが大切です。

税務申告の正確さや経営への影響を考え、長期的に信頼できる税理士を選ぶことが重要になります。

また、他の人には良い税理士でも、自分にとっては悪い税理士だと感じることもあります。

良い税理士の基準は、人によって違います。

今回紹介したポイントを参考にしながら、自分に合った税理士を見つけることで、安心して経営を続けることができるでしょう。

「どうやって税理士を探したらいいかわからない・・・。」という方は下記記事を参考にしてみて下さい。

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