MENU
サイト管理者
税理士事務所勤務歴:10年
税理士依頼歴:15年
「事務所の中の人」と「依頼側」として、両方の税理士さんとのお付き合いを通じて経験した「失敗しない税理士選び」を発信中!

プロフィール

自己紹介
タップできる目次

自己紹介

概略
  • 税理士事務所勤務歴:10年
  • 税理士依頼歴:15年

「事務所の中の人」と「依頼側」、両方の税理士さんとのお付き合いを通じて経験した「失敗しない税理士選び」を発信しています。

はじめまして、凛です。

私は、30代から経理を目指し簿記を勉強し始めました。

簿記2級を満点合格したことから、税理士を目指し、未経験で会計事務所に入所。

以降、約10年で、派遣、正社員を含め合計5ヶ所で実務経験を積みました。

税理士への道は途中で挫折しましたが、これらの事務所経験は大変貴重なものになりました。

一方で、親戚が経営している会社の経理として、10年以上、トータル3名の税理士さんとお付き合いさせていただきました。

そして、直近、5年は、私自身の事業で税理士さんに相談することも多数。

これらの経験を通じて、失敗しない税理士選びへの情報を発信しています。

税理士選びは、皆さんが思っている以上に重要です。

法律に則って申告をするため、答えは1つのように感じますが、実は、税理士さんの実力や経験次第で大きく節税することができます。

また、相性がいい税理士さんに依頼することによって、スムーズにやりとりすることができ、結果、業績も上がっていく例を数多く経験しました。

本ブログでは、皆さんが、良い税理士さんに出会うための指南書となるよう発信しています。

私の税理士事務所勤務(中の人)の経歴

税理士事務所勤務の経歴

まずは税理士事務所勤務の経歴です。

税理士事務所勤務経歴
税理士事務所の規模勤務していた事務所の特徴
家族経営の税理士事務所個人や零細企業の税務ノウハウが豊富
小規模会計事務所所長が相続に強い税理士
中規模会計事務所法人の税務や相続に力を注ぐ
中規模会計事務所税務調査に強い
大規模会計事務所幅広いサービスの提供

一概には言えませんが、事務所の規模や特徴から、良い税理士に出会う確率がぐんと上がります。

勤務経歴①|
家族経営の税理士事務所

初めての事務所勤務は、家族経営の税理士事務所でした。

当初は、何もわからず、データの入力がメインでしたが、経験を積んだ今となっては、個人や零細企業の社長さんに対して、とても親身に誠実に対応されていた事務所だと思います。

家族経営の事務所は、小さい会社や個人事業主さんにおすすめです。

勤務経歴②|
小規模会計事務所

税理士事務所と会計事務所の違いは?

税理士事務所と会計事務所の違いは、「呼び名」だけで、業務内容に違いはありません。

次は、所長とその家族、そして数名のベテラン所員で経営されていた事務所に勤務。

小規模なので、やはり、個人や中小企業がメインの事務所でした。

こちらの事務所もお客様との距離が近く、とても親身にご対応される事務所でした。

さらに、所長がとても熱心で、相続があれば実際に現地に行き、情報収集をする事務所でした。

相続財産は、聞き取りが不十分だと、申告漏れが生じることもあります。

また、土地評価は図面を見るだけでなく、実際に目で見ることで、価値を下げることもできます。(価値が下がれば相続税も下がります。)

例えば、図面では読み取れなかった「臭い」や「騒音」も評価を下げる要因になり得ます。

そうした可能性を探るのは手間がかかり、やらない事務所もあります。

熱量がある所長が経営している事務所は、規模が小さい事務所でも、大きい事務所以上の力を発揮してくれます。

小規模事務所は、きめ細やかなフォローを求める人におすすめです。

小規模会計事務所が皆、手間暇かけるとは限りません。
あくまでも税理士さんのスタンスなので、面談できちんと見抜きましょう。

勤務経歴③|
中規模会計事務所

税理士さんや所員がおよそ30名ほど所属している会計事務所さんでした。

こちらの事務所もメインは個人や法人でした。

法人は中小企業や支店がある企業がメインで、チームで取り組んでいる事務所でした。

所員が多いことから、相談し合うことができ、幅広い知識で対応している事務所でした。

中規模事務所は、中小企業やこれから業務を拡大していきたい人におすすめです。

勤務経歴④|
中規模会計事務所

こちらも、税理士さんや所員含めて30人前後の事務所でした。

メインはもちろん、個人、法人でしたが、「税務調査」にも力を入れており、数多くの税務調査のお手伝いをさせていただきました。

税務署との戦い方のノウハウがあり、とても勉強になりました。

実は、税理士さんすべてが、税務署に強い税理士さんではありません。

中には、税務署に指摘されないよう、あまり積極的に節税対策をしない税理士さんも存在します。

税務調査の実績を謳っている事務所は、とことん節税対策をしてほしい人におすすめの事務所です。

勤務経歴⑤|
大規模会計事務所

大規模会計事務所は、税理士も所員も含めて数百人、自社ビルももちろんあるような会計事務所での勤務でした。

その為、私は正社員での勤務ではありませんが、内側の一部を見ることができました。

大規模な事務所であるため、聞いたことがある名高る企業が顧問先に多かったです。

お抱えの弁護士や社労士、司法書士も社内にいるため、連携もばっちり。

とは言え、個人や小規模の方はあまりおすすめしません。

「大きい事務所だから安心」ではあるかもしれませんが、経験が少ない所員が担当することになります。

もちろん、上司のバックアップ体制は万全ですが、経験が少ない所員レベルで仕事が片付けられてしまう場合も・・・。

税理士選びは、「事務所の規模」よりもその人の姿勢が大切です。

私の税理士依頼の経歴

私の税理士依頼の経歴

私は20代後半から、親戚の会社の経理をお手伝いしていました。

すべて小規模の税理士事務所さんとのお付き合いでしたが、それぞれ特徴がありました。

以下、私の税理士さん依頼の経歴です。

この章では、私の失敗談や成功体験も記載しています。

税理士依頼の経歴
依頼した税理士事務所の規模依頼内容事務所の特徴
家族経営の税理士事務所法人税務全般人間関係重視
小規模会計事務所法人税務全般常にスキルアップを目指している
小規模会計事務所セカンドオピニオン元国税庁(特に法人課税関係に従事)出身の退官税理士
小規模会計事務所個人事業の税務相談所員の半分以上が税理士、しかもすべて女性の事務所

依頼経歴①|
家族経営の税理士事務所

親戚の会社が発足以来、30年近くお願いしていた税理士事務所です。

発足当初はその税理士さんのお父様が担当だったらしいのですが、すでにお亡くなりになり、税理士さんになった息子さんにお願いしていました。

会社が始まって以来、ずっとお願いしていたこともあり、「税金ってなに?」状態の私でも、やり取りできる安定感がありました。

税理士さんとお付き合いが長くなるとメリットも多くなります。

依頼経歴②|
小規模会計事務所

このように、税理士さんとの関係は好調でしたが、私が税理士事務所に勤め出すと、親戚の会社でお願いしていた税理士さんの姿勢やスキルに疑問を持つようになりました。

「慣れ」が悪い方向に行ってしまっているようで、

  • 基本的な節税対策が取られていない
  • ミスが多い
  • 問い合わせても返信がない

と言うように、数々の問題が・・・。

そこで、新しい事務所に依頼することになりました。

当時、税理士事務所に勤務していた関係上、他の事務所を探すのは簡単でした。

新しい会計事務所さんも小さい規模でしたが、所長がとても前向きで、常に知識をブラッシュアップする方で安心してお願いできました。

付き合いが長すぎるとデメリットも多くなりがち。
あまりにも目立つようであれば、税理士を変えるのが有効です。

依頼経歴③|
小規模会計事務所

親戚の会社が廃業するにあたって、権利関係で様々な問題が出てきてしまい、セカンドオピニオンをした事務所です。

会社清算後においても、税務調査が入ることがあります。

税務調査の結果、追徴課税になってしまったら、清算後は会社ではなく、株主に課税されます。

今、お願いしている税理士さんでも十分対応可能でしたが、万が一、追徴課税されるようなことがあれば大変です。

株主には迷惑はかけられないので、国税庁出身の税理士さんにセカンドオピニオンをしました。

結果を言うと、そんなに気にすることはない案件だったようですが、税務調査の最前線にいた人の意見を聞けるのはとても有意義でした。

目的にあった税理士さんを選びましょう。

依頼経歴④|
小規模会計事務所

私自身で事業をすることになりました。

幸い、自分で申告することができるだけのスキルを身に付けていましたが、細かい確認は知り合いの税理士さんに依頼しています。

その事務所も小規模ですが、なんと女性ばかりの事務所。

ちょっと不安でしたが、女性税理士さんは、細かいところまで気を使っていただけ、私にはとても合っているようです。

まとめ

税法はがっちりとした法律ですが、税理士さんのスキルやスタンスにより、納税額が変わることもあります。

さらには、相性の良し悪しで業務にも影響が・・・。

たかが税理士探しですが、実は非常に重要です。

本ブログでは、そんな税理士探しを簡単に、かつ、成功させるためのノウハウをギュッと詰め込んでいます

是非、お役立ていただけば幸いです。

タップできる目次
フッターメニューとシェアポップアップ

共有